7MhzVダイポールの製作

JQ1VVMです。

7MhzVダイポールを製作しました。

HFの移動運用用のアンテナは現在は釣り竿アンテナが主流(?)のようですが、今のところ、カウンターポイズの考え方がよくわからないので、50Mhz・28MhzのVダイポールで移動運用(POTA)を始めたのですが、国内QSOは7Mhzだなと感じていて、7Mhzの面白い動画(Youtube)を見つけたので、参考にしてダイポールアンテナの製作を始めました。

結論からいうとコイルを使った短縮ダイポールです。

必須アイテムはnanoVNA、テスタくらいでしょうか?LCRメータも安価なものを購入しましたがnanoVNAでL/Cは計測できるようなのでLCRメータは不要かと思われます。

まだ微調整は必要なのですが、ひとまずの完成形です。

考え方は1.5mの旗振り棒をエレメントにして、塩ビパイプに電線グルグル巻きにして短縮コイルにして7MhzにQRVしようという事です。


※必要な材料※

①トロイダルコア FT-114#43 385円(共立エレショップ)

旗振り棒 2本  436円×2 (amazon)

③0.8mm UEW線1mくらい(amazon)

④IV線 適当に・・・

⑤塩ビパイプVP13 300円くらい(ホームセンター)

⑥VP13用サドルバンド+台座 4個 100円×4

⑦AWG28 20m 630円(秋月電子)

⑧30cm×30cm厚さ5.5mmのコンパネ 100円 (ホームセンター)

⑨L型金具 300円(ホームセンター)

⑩メスM型コネクタ(秋月電子)

タッピングビス・木ネジ・適宜・・・

トータルコスト5000円くらいです。


取り付けの台はコンパネです。エレメントの角度は120°のVダイポールとしました。

最も再現性が悪いのが密巻きのAWG28です。動画では密巻き145回巻き目処との事でしたが、AWG28の個体差が激しいのか、秋月電子で購入したものが最も相性が良かったです。

amazonですと900円(10m) 秋月電子だと20m630円というのも魅力です。

amazonの商品は被覆が厚いせいか必要なインダクタンスが得られませんでした。

秋月電子は別途送料500円掛かりますが密巻きでガッツリとインダクタンスが稼げました。

2024/06/23の時点で旗振り棒は2段ほど収納された状態ですので調整が終わったわけではありませんが、SWRは7.041で1.05 実用帯域(SWR1.5以下)は30khz程。

調整しながら面白かったのは、右と左のエレメントを敢えて非対称にすることによりSWRが限りなく1に近づくポイントがあるということです。

最終調整にもうちょっと時間が取れれば良かったのですが、ここまで出来たのならPOTAに行こうという流れで、曇り予報の2時間を狙って敷島公園(JP-1321)へ・・・

設置3分 調整5分 13時から1時間弱で20局にお相手いただきました。

今日のアクティベーションで、見栄えはイケてないですが『飛ぶアンテナ』と認定するのでありました。

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