今日の日本経済新聞でクロネコヤマトがAmazonの当日配送から撤退とか・・・
私はAmazonのプライム会員でして、プライム会員の立場から一言言わせていただくと
「全てをAmazonのせいにしてはいませんか?クロネコヤマトさん」が私の本音。
運送業界全体が過酷な労働条件である事は改善しなくてはいけないと思います。
今回の件、大前提として、クロネコヤマトの労働組合が泣きを入れたのが発端で・・・
Amazonが悪いのではなくて、むしろ契約を締結したクロネコヤマトの経営陣に問題があるのではないかと・・・
Amazonの「当日お急ぎ便」が悪いような話になっていますがAmazonとの契約以前から当日お急ぎ便に等しいサービスがクロネコヤマトに存在しましたし・・・
私が住んでいるのは群馬県高崎市、Amazonの商品はほとんど小田原から発送されています。
10年以上前のお話です。朝、クロネコヤマトのサービスセンターに商品持ち込んで横須賀に発送しようとしましたら、受付の方
「この時間で横須賀なら今日中に配達になりますよ」って。
そして当日中に横須賀の知人から配達になった旨、メールが届きました。
私が思うに、クロネコヤマトの基本的な「過剰サービス」をAmazonの配送に当てはめてみたら、Amazonが巨大すぎて対応しきれなくなったという物語ではないかと・・・
Amazonが悪いという表現はやめていただきたいと思います。世の人々が一気にスマホを持ち始めました。スマホは電話ではありません。コンピュータです。
世の中で、モバイルコンピュータが一気に普及してインターネット環境がしっかり整ったのです。
スマホでポチッと買い物する世の中になったのです。
そう考えるとクロネコヤマトはAmazonを敵に回したのではなくて「世の中」を敵に回したわけです。
クロネコヤマトの配達精度は非常に高いです。間違いなく届きます。そういう部分では感謝します。
私はAmazonのプライム会員で朝7:30頃までにポチッと注文すると早いときには午前中に届きます。
7時30分をまたいで商品を二つ注文すると一つは午前中、もう一つは夜間に配達されます。
「当日お急ぎ便」1日2回の配達を私は希望していません。その日に届けばいいんです。
そういう工夫をクロネコヤマトは怠っていると思います。
「当日お急ぎ便」がなくなってもインターネット通販の絶対量は変わりないと思います。
絶対量に変わりがないのであれば何も改善されない気がします。
Amazonを敵に回すのであれば佐川急便のようにAmazonから完全撤退すればいいだけの話で・・・
「いいとこ取り」しているようなきがします。
話はずれますが「送料無料」のお話。商品を発送するにあたって「送料無料」はあり得ないお話です。
ビジネスですから必ず送料は発生します。ほとんどのネットショップは運送業者の料金に上乗せしてピンハネしています。
こういう部分を改善していく事も必要な事だと思います。
クロネコヤマトはAmazonに何を強要されてこのような状況になったのか、明確に情報発信していただきたいものです。