Googleのローカルガイド及びストリートビューの交流の場にローカルガイドコネクトというのがありまして、先日の山名八幡宮様のストリートビューを掲載したところ、撮影機器を掲載する機会を得ましたのでこのブログにも備忘録を含めて掲載してみる事にします。
複数の360°パノラマ写真に位置情報を付加して、Googleマップにストリートビューアプリを用いてアップロードする事で自然にストリートビューが出来上がります。
そして私は先駆者ではありません。これまでに一眼レフカメラを用いて、ストリートビューを作成なさっている方が複数いらっしゃいます。
それらを真似しただけであって、私が撮影機器を公開してもなんの不具合も発生しません。真似しただけですから・・・
私のカメラはEOS kiss x80 EOSシリーズでは入門機です。X7が良いらしくて探したのですが新品では存在せずこの機種を選択しました。
レンズは魚眼レンズ180°の撮影が可能な物です。
【送料無料】 シグマ 交換レンズ 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE 【キヤノンEFマウント】[835EXDGFISHEYE]
|
三脚は頑丈なもので輸出棚ズレ品を購入しました。ここでは雲台を必要としません。
大切な事は「人の目線」にカメラを設定しますので、150cm程度の高さを必要とします。
【4/5 9:59までP10倍】【即配】 (SB) SLIK スリック 三脚 PRO400DX脚のみ【輸出専用棚ズレ品】【保証書無】【送料無料】【あす楽対応】
|
便宜上、三脚の脚はたたんであります。
360°パノラマ撮影で重要な事は「魚眼レンズ」を基点として東西南北天地とカメラを回転させて撮影する必要があります。
Nodal Ninja 3 MKIIを私は用いています。この治具を用いる事で「魚眼レンズ」を基点として東西南北天地の撮影が可能となります。
ヤフオクでかなりのお手軽価格で手に入れたのがストリートビューを始めたきっかけです。
Nodal Ninja 3 MKIIを用いる事で「地」の撮影も可能です。
そして、またここで重要なのが「水平」三脚の脚の伸縮は正直手間が掛かってやっていられません。
三脚の脚の伸縮でも可能なものですが、効率を考えるとレベリングユニットは使い始めたらやめられなくなります。
パノラマ雲台はノーダルニンジャにも搭載されているので必要性は低いですが私は用いています。
FEISOL パノラマ雲台 PB-70 Panning Base
|
で、実際の撮影に入ります。
コンパスを用います。360°パノラマ写真は合成しますので、方角がありません。ですから正確に「北」を設定してあげる必要があります。
1枚目の写真の中央部が「北」になるようにセッティングします。
「水平出し」もレベリングユニットを用いてしっかりと行います。
そして北→東→南→西→天→地と撮影します。
こんな感じの写真をパノラマ雲台を用いて0°→90°→180°→270°→天→地と撮影します。
ただし「地」の撮影に関しては三脚が丸見えですので三脚消しの写真を1枚撮影します。
底面処理です。
撮影した画像を結合する作業に入ります。この作業に関しては後日ブログに掲載します。
結合を終え、Photoshopで色調補正やゴミを消去すると360°パノラマ写真の出来上がりです。
費用も、手間も非常に時間の掛かる作業です。でも綺麗な360°パノラマ写真が出来上がります。
「良い道具は良い仕事をする」これが私の信念です。
最低限の設備で行う事よりも必要なツールは効率を上げるために必要です。
今の私は修行中のみです。とにかく場数をこなします。そして経験値を上げます。手際を良くすれば撮影に要する時間は短縮されます。
現在の1か所の撮影時間は概ね10分程度。もうチョット縮められそうです。
撮影機器を見ていただいて、普通の「カメラマン」でしょ(^.^)
大げさなGoogleストリートビューの機材ではないでしょ(^.^)
さいかんはし – Spherical Image – RICOH THETA
だいたいこんな感じでの作業になります。
正直、かなり面倒くさい作業です。でも効率よく作業する事でストリートビューは出来上がります。
でも楽しいです。
「撮影許可」で頓挫していますが、ボケ防止(?)の「50の手習い」には難易度高いですがもってこいだと思います。
仏閣は基本的に撮影許可出ません。檀家さんが存在するからだと思います。
三度お願いです。撮影許可のいただける「神社」・宗教施設ご紹介いただけますか?
ビジネスに関する依頼は無償とはなりませんが「神社」宗教施設に関しては無償で対応させていただきます。
山名八幡宮春季例大祭 4/14 4/15と開催されます。
是非ご参加ください。